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2020年5月14日
【田中】ウェブ解析士マスターになったきっかけについて
はじめまして。田中啓子です。
私たち47期のウェブ解析士マスターは、2020年1月から受講を開始しました。
私がこのタイミングでウェブ解析士マスターを受講しようと思ったきっかけには、
実は公の理由と、個人的な理由があります。
どちらも動機としては本当ですが、個人的な理由のほうは、あまり人には話していません。
いずれにせよ、受講して悔いはありません。
私のひとつめの投稿として、
「なぜウェブ解析士マスターを受講するに至ったのか」
ということについて、書いていこうと思います。
Contents
ウェブ解析士マスターとはどのような資格か
前提として、まず、ウェブ解析士マスターとはどのような資格かについて、簡単に紹介します。
ウェブ解析士マスターとは、ウェブ解析系の教育ができるようになる資格で、
教育機関等で認定講座を開講し、ウェブ解析士や上級ウェブ解析士を育成できるようになります。
また、カリキュラムには変動がありますが、
私が受講したときには、ボリュームの多い実践的な提案を含んだレポートを複数提出する必要があり、
合格するまで再提出が続くので、分析力・提案力がいやおうなしにつきます。
受講した理由①:公の理由
まず、公の理由について。
公の理由は3つあります。
- 別件で講師をすることになり、教育のスキルを急速に高めたかったこと
- ウェブ解析関連の講座を自分で開講できるようになりたかったこと
- 提案する力、説得する力をもっとつけて、自分の力不足を埋めたかったこと
いずれも、もっとよい仕事ができるようになりたい、という、その点につきます。
こちらのほうは、割と一般的な理由なので、同じ理由で受講された方も多いと思います。
受講した理由②:個人的な理由
さて、個人的な理由のほうです。
私には長崎生まれの母がおりました。
おりました、というのは、他界したためです。
生前、私のボーナスが出たタイミングで、ちょっと高級な豆腐屋さんでランチに誘いました。
ちょうど、上級ウェブ解析士に合格したあたりです。
合格を本当に喜んでくれて、さらに上はあるのか、と聞かれ、
まだウェブ解析士マスターがある、という話をしました。
その時には、自分がマスターに近々なるとは思いませんでした。
それ以降、本当にマスターになって活躍することを期待してくれて、
受講も合格も間に合わなかったけれど、
最期まで、マスターになってがんばるんだよと言ってくれました。
遺言で、使い道を指定して、受講費用も助けてくれた。
これは受けなければなるまい、と、機会をうかがっていたところ、
一年ほど経ったあたりで、東京で開催されることを知りました。
公の理由のほうも、動機としては本当でしたが、
このタイミングで受けたのは、個人的な理由のほうがメインでした。
受講してよかったこと
レポートをつくる力
初回に提出したレポートと、最終的に通過したレポートを見比べると、本当に差がありました。
ただ、おそらく受講する前には、その違いが見えていなかったと思います。
通過するためではなく、提案を納得してもらうために、何が必要なのか、ということが、
身をもって体感できて、本当によかった。
特に、社外で実際に活動をされている方にアドバイスしていただく経験は、とても貴重でした。
人とのつながり
同期に本当に恵まれていました。
東京開催ということもあって、参加者が多かったこともよかったのですが、みんなすごい人たちです。
(他のかたのプロフィール、ぜひみてください)
ZOOMでつないでプレゼンの練習をしたり、レポートの期限前に励ましあったことも、すごくすごく大きかった。
合格後もけっこう連絡をとりあっていて、情報交換したり、面白い画像を送りあったりしています。
まとめ
こうして、受講が終わってみて、
ウェブ解析の師匠がほしくて、仲間がほしくて、修行がしたくてたまらなかったのだ、
それができて本当によかった、としみじみ思ったところ。
目的観は人によっていろいろと思いますし、実際大変でしたが、
やって悔いはありませんし、やりたいなと少しでも思う人には絶対おすすめです。
今後、しっかり活躍できればと思いますので、なにとぞよろしくお願いします。